新たな注力分野、マッチングサービスの成長を加速させる 横断組織「カップリングユニオン」とは?

この度、2017年9月期 第1四半期決算説明会にて、サイバーエージェントの新たな注力分野として、趣味でつながる恋活サービス『タップル誕生』を筆頭とする、マッチングサービスの運営に力を入れていくことを発表いたしました。

昨年12月には、趣味でつながる恋活サービス『タップル誕生』を運営する株式会社マッチングエージェント代表の合田が責任者となって、CAグループで運営している全てのマッチングサービスを集結させた横断組織「カップリングユニオン」を発足し、グループ全体でマッチングサービスの成長を加速させ、カップリング市場NO,1を目指していくという動きもスタートしています。

今回は「カップリングユニオン」の責任者である合田に、発足のきっかけや、具体的に横断組織としてどんなことをやっているのか、今後の展望などインタビューしました。

まずはじめに、「カップリングユニオン」発足のきっかけを教えてください

合田:昨年9月に行われた、当社独自の経営会議「あした会議」で、「カップリングユニオン」の発足が決定しました。結婚していない全ての男女がターゲットとなるマッチングサービスは、今の時代ニーズもあるし、市場としても大きなポテンシャルがあり、今後10倍、20倍と伸びていく可能性があるなということで、

趣味でつながる恋活サービス『タップル誕生』※株式会社マッチグエージェント提供

位置情報を利用した、すれ違いを恋のきっかけにするサービス『CROSS ME』※株式会社プレイモーション提供

“タイプ(好み)”の異性を探せる恋愛・婚活サービス『mimi』※株式会社mimiLab提供

女性からはじまる恋活サービス『Torte(トルテ)』※株式会社トルテ提供

CAグループで展開している全てのマッチングサービスを集結させた横断組織「カップリングユニオン」をつくろうということになりました。

横断組織「カップリングユニオン」発足後、具体的にどんなことをやっているのですか

合田:展開している4サービスのうち『タップル誕生』を除く3サービスは昨年後半に立ち上がったばかりのサービスなので、まずは『タップル誕生』が2年半サービスを運営してきたノウハウを共有し、展開するところからはじめました。

具体的には3つ、サービス改善、広告運用、カスタマーサポート、この3つを展開していきました。サービス改善でいうと、『タップル誕生』の有料転換率がこの1年で急激に伸びているので、みているKPIってこういう数字だよとか、まずは何よりも会員になってもらうことがサービスとしては大事なので、会員になってもらうためのKPIはこの数字を狙って設計してみようとか、上手くいっているポイントをどんどん展開していきました。とはいえ、それを踏襲しすぎても『タップル誕生』のコピーになってしまうので、各サービスのオリジナリティや傾向値もみながら進めるようにはしています。

既に上手くいっているノウハウを展開できるのは、横断組織ならではの取組みですよね。

合田:はい。これは、横断組織ならではの強みでまさにCAグループだから出来ることだと思っています。これまで、『タップル誕生』でやっていた施策が1だとしたら、他3サービスあるので、これまでの4倍の施策を同時に検証している感じです。

上手くいっていることも、逆に上手くいかなかったことも、全て組織の資産となっていくので、良い点はどんどん取り入れ、逆にネックになりそうな点は事前に先手を打ったりと、横断組織だからこそのシナジーが産まれていると思います。

広告運用もサービス改善と同様で、これまでマッチングサービスの広告クリエイティブって似たようなものが多く「男女が出会いました」っていう訴求がほとんどだったのですが、位置情報を利用した、すれ違いを恋のきっかけにするサービス『CROSS ME』は、ターゲットが首都圏18歳~26歳の若い男女のユーザーなので、ファッショナブルでブランディング要素の強い訴求を試してみようとか、新しいチャレンジが日々行われています。

カスタマーサポートではどんな取組みをしていますか

合田:カスタマーサポートは『タップル誕生』を提供開始して以来、特に力を入れて取り組んでいることのひとつです。ユーザーの方に安全で安心してサービスをご利用いただけるよう、グループ会社株式会社シーエー・アドバンス協力のもと、不適切な内容の投稿をはじめ、不正行為防止のため24時間、365日体制でサービス監視を行っています。
これも『タップル誕生』で培った2年半の運用ノウハウの蓄積があるので、他3サービスにも展開し同様の基準で運営をしています。

今後、サービス改善、広告運用、カスタマーサポート以外で、カップリングユニオンとして取り組んでいきたいことはありますか

合田:沢山、取り組んでいきたいことはあるのですが、ひとつは技術です。安全・安心の取組みで行っているサービス監視も、今だと投稿内容を人がみて判断をくだしていますが、ある一定のところまでは自動で検知するシステム基盤をつくっていきたいなとか、スピーディーにユーザーからのお問い合わせを対応できるようAIをつかってやれないかとか、ユーザーのニーズにあった人をマッチング出来るよう精度の高いレコメントエンジンを開発していきたいなとか、技術面ではカップリングユニオンとしてチャレンジしたいことが、まだまだ山ほどあります。

その他、広報活動も益々力を入れていきたいです。「インターネットで出会う」ということを文化として確立できるような活動や、マッチングサービスを利用し、幸せになったカップルの事例の打ちだしも強化していきたいと思っています。

最後にカップリングユニオンとして、今後どんなことを目指していきますか

合田:横断組織「カップリングユニオン」を発足し、サイバーエージェントの新たな注力分野であるマッチングサービスの成長をグループ全体で加速するべく、今はノウハウの共有から行い、施策の量と改善スピードをあげることに取り組んでいます。これはCAグループだからこそ出来る強みなのですが、もうひとつ大きな強みがあって、それは組織の多様性だと思っています。「カップリングユニオン」には、元々ソーシャルゲームを運用していた人、広告代理店出身の人、コミュニティサービスをつくっていた人、様々な強みをもった人が集まっています。

これは、他の会社には真似できないし、絶対出来ないことだと思っています。みんなの強みを引き出し、育みながら「カップリングユニオン」一丸となって、
「インターネットだからこそ良い人に巡り会える」
「インターネットで出会う、結婚するっていいよね」という世界観を世の中に確立していき、カップリング市場で圧倒的NO,1を目指していきたいとおもっています。